笠岡市議会 2001-12-10 12月10日-03号
小泉首相の靖国神社公式参拝の強行、侵略戦争を美化する教科書の登場、そしてテロ根絶を理由にして罪のない民間人を犠牲にするアメリカの報復戦争への手助けなど、こうした動きのことなんですが、振り返って冷静に考えてみますと、一体日本の国はどうなるのか、こういうふうに平和な未来に危機感を抱いても本当に当然のことだと思います。私は30年間の教師生活の中から、このたびの報復戦争は仕返し、あだ討ちとしか思えません。
小泉首相の靖国神社公式参拝の強行、侵略戦争を美化する教科書の登場、そしてテロ根絶を理由にして罪のない民間人を犠牲にするアメリカの報復戦争への手助けなど、こうした動きのことなんですが、振り返って冷静に考えてみますと、一体日本の国はどうなるのか、こういうふうに平和な未来に危機感を抱いても本当に当然のことだと思います。私は30年間の教師生活の中から、このたびの報復戦争は仕返し、あだ討ちとしか思えません。
岡山県遺族連盟におきましても、総理、閣僚の靖国神社公式参拝の定着化の推進、さきの大戦についての正しい歴史観の啓蒙、国家補償等の処遇改善、遺骨収集事業の活動を行っているところでございます。 私は、平成9年12月の定例市議会におきまして一般質問をさしていただきました。「戦争の正しい継承と慰霊祭・追悼式は、岡山県内の10市の中で、岡山市を初めとする7市が毎年実施をしているが、本市の考えはどうか。
また、スパイ防止法案の制定、教科書検定の強化による教育の国家統制、予備防衛官の制度の導入、靖国神社公式参拝による戦争容認など、軍事優先の国民管理強化策の中で政府自民党による軍事拡大、日本の軍国化、軍事化は核戦争遂行体制へと、次々と反動的政治を強化してきておる今日であります。
靖国神社公式参拝の強行,防衛費1%枠突破への方向,さらには中曽根総理の道徳教育という名の戦前型忠国心,愛国心の育成を図ろうとする魂胆,教科書検定への政治介入等々,戦前教育の一端を受けた世代の私には遠くからだんだん軍靴の響きが近づいてくるような気がしてならないのであります。こうした時代であればこそ,私たちは平和の重要さを深く認識し,平和への行動を着実に起こさなければならないと考えるのであります。
さもなくしてだれが国に命をささげるかと講演し,首相は靖国神社公式参拝という行動によって,だれが国に命をささげるかを国民に問いかけ,滅私奉公を要求したのであります。このことは,ごく最近の中国の壁新聞でも日本の逆流現象のあらわれであるとして厳しく糾弾するなど,国外においても波紋を投げかけていることは周知のところであります。
政府中曽根内閣は、タカ派姿勢をむき出しにし、大多数の国民世論に背を向けて、8月15日靖国神社公式参拝を強行いたしました。憲法を遵守する立場にある政府が違憲の疑いを表明した政府統一見解を、結果の初めからわかっている私的諮問機関の報告をもとに覆してしまったことは、憲法を侮辱する断行であると断言せざるを得ません。